盲導犬② [スタッフのひとりごと]
みなさん、こんにちは。
にしさこです。
前回の盲導犬のおはなしの続きです。
今回は実際に街中で盲導犬に出会ったら、私達になにができるか
紹介いたします。
盲導犬に出会ったときに まず私達にできるお手伝いは
「そっと見守ること」なのだそうです。
盲導犬は「お仕事中」
さわったり、声をかけたり、見つめたり、食べ物を与えたりしないでください。
「お仕事」を頑張っていますので
そっと応援してくださいね。
でも、もしも困っている様子だったら、お手伝いしてあげたいですね。
そこで気をつけたいのが
目の不自由な方への、声のかけかたです。
「盲導犬と一緒の女性(男性)の方、何かお困りですか?」
「白杖(はくじょう:視覚障害者が持っている、白いつえ)をお持ちの方…」
というように、具体的に呼びかけます。
想像してみてください。
真っ暗な中 突然誰かにさわられたとしたら。。。
心臓が飛び出そうなくらい、びっくりします。
ですから、視覚障害の方にいきなり肩トントンは
失礼なのです。
その後、どんなお手伝いが必要かは、本人に聞いて確認します。
本人にきけば、一番いいやり方を教えてくれます。
「相手の立場になって考えてみましょう」
言葉では簡単ですが、相手の立場を本当に理解することは難しいです。
でも、すこし想像してみるだけでも
ずいぶん違う世界が見えてくると思います。
東京オリンピック・パラリンピックの開催も来年です。
社会全体のあたたかい見守り、
困った人に、いつでも手を差し伸べられる環境が
あたりまえになるといいな と思います。
受け入れが当たり前の社会になるための 気づきと共感を目指したコマーシャル。
https://www.ad-c.or.jp/campaign/support/support_06.html
補足
実は盲導犬は、信号の色を判断できません。
目の不自由な人は、車の流れを聞いて
信号が変わったかどうかを判断しているのだそうです。
(すごい!!)
交差点や横断歩道で判断に迷っている様子を見かけたときには
「赤ですよ」「青になりましたよ」の一言がとっても助かるそうです!
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