麻疹の流行について [院長のひとりごと 医療]
みなさん こんにちは
院長のしんです
3月下旬から沖縄で麻疹が流行していることが
ニュースになっています
お子さんのMRワクチン接種状況を確認してください
( MRワクチン=麻疹ワクチン+風疹ワクチン )
MRワクチン接種は以下を参考にしてください
▹ 生後6か月未満
お母さんの抗体が残っているためうつりにくい →接種不要
▹ 生後6か月以上1歳未満
お母さんの抗体は無くなっている可能性あり
流行地域に近づかない、もしくは任意(自費)でワクチン接種検討
▹ 1歳~小学校入学前
1回接種 →接種不要 接種未 →接種を
▹ 小学生以上
2回接種 →接種不要 1回接種 →接種を 接種未 →接種を
※記憶はあてになりませんので必ず母子手帳で接種歴を確認!
現在、MRワクチンの定期接種(公費)は
「1歳」と「就学前1年間(幼稚園年長の年齢)」の2回です
それ以外は任意(自費)接種になります
( 大切なこと )
麻疹はインフルエンザに比べても数倍感染力が強く
罹った時に重症化(肺炎・脳炎など)しやすいのが特徴です
流行域に行っていたり、麻疹様の症状がある場合は
絶対にクリニック内に入らない(まず電話を!)
絶対に公共の交通機関は利用しない
不要な外出をさけ、他人との接触を避ける
( 国立感染症研究所HP 麻しんQ&A )
https://www.niid.go.jp/niid/ja/measles-qa.html
人にうつさないマナーを
そして冷静な対応をよろしくお願いたします
※相模原市内の定期(公費)のワクチンは
5月12日現在足りていますが任意(自費)のワクチンは
どのクリニックでも現在手に入りにくくなっています
任意での接種を希望される方は
麻疹の流行がおさまり落ち着いたところで
ワクチン接種を考慮してください
必ず同じような流行はおこります
病気になってしまいました2 [院長のひとりごと 医療]
みなさん こんにちは
院長のしんです
クリニックを長期休診にしてしまい
ご迷惑をおかけしています
近々、診療を再開するつもりでしたが
2月25日に検査目的にて入院することになりました
これは、前向きな入院ですのでご心配なく・・
全身状態は比較的悪くないので
こどものお迎えや買い物にもでかけています
見かけてもサボってると思わないでくださいね
声をかけていただいても構いません^^
退院後の体調、治療方針により
再開の目度は考えたいと思っています
ご理解のほどよろしくお願いいたします
病気になってしまいました
http://nishisakokodomocl.blog.so-net.ne.jp/2018-02-18-1
写真は小笠原のデザインマンホール
イルカの親子に珊瑚・・
実は新しいデザインマンホールが!!
残念ながら出会えなかった(涙)
http://blog.vill.ogasawara.tokyo.jp/2017/09/07/
城山町のデザインマンホール
http://nishisakokodomocl.blog.so-net.ne.jp/2016-04-21
病気になってしまいました [院長のひとりごと 医療]
みなさん こんにちは
院長のしんです
長期間クリニックを休診してしまい
かかりつけのお母さま方には
大変ご迷惑をおかけしています
また、近隣の小児科の先生方におきましたは
当院かかりつけの児の診療をしていただきありがとうございます
実は、今年に入って私の体に病気が見つかりました
インフルエンザのように一過性にすんでしまうものなら
よかったのですがそうではない病気でした
今も、通院し薬を飲みながら治療をしています
相模原の城山で開業をして、はや17年が経ちました
お母さんには病気や予防接種のことに関しては
口うるさく指導してきたつもりです(うるさいですよね^^)
これはお母さんがこどもの病気と付き合う(向き合う)方法や
病気を予防(予防接種など)することの大切さを
知っていただきたいからです
▹熱について ▹熱の必要性 ▹熱の記録の付け方
▹嘔吐時の食事療法 ▹スキンケアについて
▹予防接種のプラン ▹インフルエンザ恐怖症 などなど・・・
これからもこどもやお母さんを見守っていきたいです
しかし、しばらくは今までのように
フルで診療することはできません
近いうちに診療を再開する予定ですが
予約が入りにくいなどご迷惑をおかけすると思います
申し訳ありませんがご了承ください
診療開始日や診療時間は追ってブログにて更新いたします
何卒ご理解のほど宜しくお願いいたします
こどもたちが健やかに成長しますように
写真は受付の嶋﨑さんが撮った「ダイヤモンド富士」
ご利益ありそう!
にしさここどもクリニック 西迫 真
うんちがでない [院長のひとりごと 医療]
みなさん こんにちは
院長のしんです
私の話ではありません・・
11月22日(水)17時~19時に
北里大学医学部の主催でシンポジウムが
ユニコムプラザさがみはら(相模大野)にて
開催されます =参加費無料=
北里大学小児外科の3先生によるお話です
「脱腸、でべそ」山本裕輝先生
「うんちがでない」武田憲子先生
「おなかが痛い、おもちゃを飲み込んだ」田中潔教授
それぞれ興味深い内容ですので
興味のある方は是非足を運んでみてください
武田先生はマラソンやお酒の飲み仲間です!
申込はこちら 託児室の予約もできます(事前予約)
救急車適正利用 [院長のひとりごと 医療]
みなさん こんにちは
院長のしんです
救急車利用者の半数が「軽症」といわれており
近年、明らかに軽症な方による要請が増えています
▹救急車で行くと早く診てもらえる
▹お酒を飲んだから運転できない
▹旅先で救急病院がわからない
▹手持ちのお金がなかった
これらは実際にあった救急車要請の理由です
救急車は「無料タクシー」ではありません
びっくりしたことに
救急搬送の途中にコンビニに寄るように
指示されたこともあったそうです
脳卒中などのように
救命に1分2分をあらそう病気もあります
不適切な利用により他の人の命が失われるかもしれません
私は研修医の時に「鼻づまり」のみで
救急車で来院した子を深夜に診察したことがあります・・
てっきり異物(鼻に物を詰めた)かと思ったら
本当にただの「鼻づまり」でした
急病診療所と同様に救急車の適正利用を
ご協力お願いいたします
「救急車を呼んでほしい症状」
相模原市消防局のパンフレットが参考になります!
火蟻(ヒアリ)上陸! [院長のひとりごと 医療]
みなさん こんにちは
院長のしんです
「火蟻(ヒアリ)」の水際対策は失敗しました
5月下旬に神戸港で中国から運ばれてきたコンテナの中で
国内で初めて「火蟻」が見つかりました
以降、全国各地で確認されています
「火蟻」には毒針があるので、刺されると
アナフィラキシーを起こす可能性があります
「危険!気をつけろ!」とマスコミは騒ぎますが
要はハチと同じように対応すればいいので
過度に心配しすぎないように・・
従来の「アリ専用駆除剤」が効くため
「火蟻」上陸で一番迷惑しているのは
「在来のアリ」でしょうね
ストップ・ザ・ヒアリ(環境省)
「混合接種」について [院長のひとりごと 医療]
みなさん こんにちは
院長のしんです
先日、都内の小児科で
「複数のワクチンを混ぜて接種した」
というニュースがありました
小児科医としてはにわかに信じがたかったのですが
どうやら本当のようです
日本はワクチンが非常に遅れている国でした
接種できる種類や回数も少なく
世界から「はしかの輸出国」とも言われていました
この10年で接種できるワクチンの種類も増え
だいぶ「世界基準」になってきました
そのため接種間隔もビジーになるため
世界と同じように1回の受診で複数のワクチンを
数本接種する「同時接種」が行われています
日本小児科学会では「同時接種」を
必要な医療行為としています
しかし、複数のワクチンを勝手に混ぜて接種する
「混合ワクチン」は認めていません
(製剤としてもともと混合してある「四種混合」や
「MRワクチン」は除きます)
今回、接種された先生にも言い分はあるでしょう
(こどもの痛みに対する負担減など)
でも、決められた事以外の医療行為は絶対にダメです
広報さがみはらデビュー! [院長のひとりごと 医療]
みなさん こんにちは
院長のしんです
相模原市が発行している
5月15日の 広報さがみはら の1面は
「相模原市の急病診療体制」についての特集です
相模原市は休日・夜間でも安心して
医療をうけられるシステムがあります
これは相模原市医師会の先生方が
相模原市に協力をして成り立っています
残念ながら最近、明日は会社があるので今日のうち・・
学校からインフルエンザの検査するように言われたから・・
などの「緊急性のない」急病への受診が増えています
そんな不適切な受診が増えると待ち時間が長くなり
その待ち時間に対しクレームもあります(矛盾・・)
相模原市の急病診療システムは
今、診察が必要な急病の方のためのものです
そのため、急病診療の処方は「1日分」だけです
翌日には必ずかかりつけ医へ
受診をするようにお願いしています
医師役で私が診療している写真が載っています
こどもが怖がらないように
私は普段、診療中に白衣を着ていませんが
私のレアな白衣姿がみられますよ!
がくたいきょう [院長のひとりごと 医療]
みなさん こんにちは
院長のしんです
医者コントの定番アイテム
頭の上につけるCDみたいなものを
見たことがありますか
額帯鏡(がくたいきょう)といって
凹面鏡に光を反射させ
真ん中に開いた穴から
暗い患部(鼻やのどなど)を診ます
主に耳鼻科の先生が使うのですが
わたしは医者になって
一度も使ったことがありません
誰でも額帯鏡をつけるだけで
医者に見えてしまうから不思議です
診察中にも白衣を着ていない私は
医者に見えているのでしょうか
スマホに子守りをさせないで [院長のひとりごと 医療]
院長のしんです
先日、保育園医部会の研修会にいってきました
演題「スマホに子守りをさせないで」
演者:吉村小児科院長(文京区)内海裕美先生
総務省のデータによると
0歳児の通信情報端末の利用率は10%
3歳児になると30%を超えているそうです
・こどもに端末を渡して遊ばせておく
・泣き止ませるためにアプリを使う
・親がスマホを操作しながら育児をする
ぐずる赤ちゃんをあやす必要がなくなり
スマホがベビーシッターの役をするので
育児が楽になり、親は自分の時間ができます
でも、逆に考えると・・・
育児をすることの楽しみを奪われ
赤ちゃんが親から愛情をうける時間を
奪っていることにもなります
動画はタイの携帯電話会社のCMです
これを見て、みなさんは何を感じますか?