みなさん こんにちは。
院長の しんです。

去年の今頃・・・ 市の保育課の保健師さんから電話がありました。
「先生、ある保育園でインフルエンザC型にかかった子がいるのですが
どうしたらいいのですか?」というのです。

確かにあまり知られていませんが「インフルエンザC型」というのはあります。
「A型」「B型」と違って通年性で症状も軽く
普通の風邪とも区別がつかないため、あまり話題にもなりません。
しかも、今のインフルエンザ迅速検査キットでは「C型」の検査はできません。
おかしいと思ってよくよく調べたらこういうことでした。


AとCの下にラインが出れば「インフルエンザA型」
BとCの上にラインが出れば「インフルエンザB型」
AにもBにもラインがなくCにラインがでたら「陰性」
Cは「コントロール」のCであって「C型」のCではないのです。

結果は「陰性」だったのに「C型」とお母さんが勘違いしたようです。

毎冬、インフルエンザにはふりまわされますが 
みなさんくれぐれも「インフルエンザ恐怖症」にかからないように
気を付けてくださいね。